SORA-IRO(そらいろ) 福岡市近郊/久留米・筑後地域 子育てを楽しむ親子のコミュニケーション応援フリーマガジン

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コラム・アイズアイズ

SOHOという働き方

特別なキャリアがある訳ではない私ですが、
自宅でSOHOという形態でグラフィックデザイナーのお仕事をやっています。

23歳のころ、クリエイティブなお仕事に憧れ、デザイン事務所に就職し、
28歳の頃になんとなくフリーランスとして独立してから、かれこれ10年程経ちました。

当時、印刷会社の方より個人的にお仕事を頂ける話が1本あった為、
それだけをあてにして、SOHOとしてのスタートをきりました。

当然、最初の1本の後のお仕事など、定期的に頂ける筈もなく…。
お仕事があったり、なかったりの不安定な日々。
営業・制作・納品・請求や契約管理など…
すべて自分ひとりでこなさなくてはいけない現実にも直面…。
個人事業主としての厳しさを痛感するのに、さほど時間はかかりませんでした(泣)。

当時は、デザイン事務所時代のツテをまわり、名刺を配り、
右も左もわからないのに、自力で営業・運営していくほかありませんでした。
周囲の方々にはたくさんお世話になり、力を貸して頂いた事も多々ありました。そしてとても感謝しています。
今思うと、懐かしい話ですが(笑)。
とにかく、ギャラや納期云々の前に、どんなに小さいお仕事でも断らず、
1本1本を丁寧にこなし、
信頼を築いていける様に努力した結果が今に繋がっていると思います。

SOHOのいいところは、
なんといっても通勤がないという点でしょうか。
自宅でデザインの作業をしてメールにて納品するというスタイルは、子育て中の私にはぴったり。
結婚して、子どもができ妊婦になった時にも、出産後の娘の授乳中にでも、
周囲の方の手助けもあり、無理なくお仕事を続けさせてもらえました。

今でも、子どもの急な発熱の時でも、病院へ行く時間を優先して作れたり、
絵本を読んでと言われれば、5分や10分の空き時間ぐらいは簡単に作れます。
小学校に入れば、パソコンで作業をする傍ら、宿題を見てやり、
習い事への送り迎えや、
参観日、保護者会と、時間を上手く調整できています(たぶん…)。

だからといって、今でも決して楽なお仕事という訳でもありません。
基本的には、個人の事情より締切が優先ですので、
上手く段取りを組んでいないと大変な事になります。
たくさんのクライアントさんを抱えている状態でも、「今できません」と
いうわけにはいかず、
仕事がたくさん重なり、朝早くから、徹夜もやむを得ない時もある訳です。
そしてその状況を周りの方は知るよしもなく、
誰に褒められる訳でも激務を労ってもらえる訳でもなく…孤独だなぁ…と思う時もあり…(笑)。

それでも、私はこのお仕事のスタイルが自分には合っていると思います。
私にとって、子どもたちや家族の笑顔が一番大切で優先したい事。
子どもたちと一緒の時間を共有しつつ、お仕事もでき、
私の持っている能力を、少しでも社会に生かせる…
そういう意味で、SOHOというスタイルは私にピッタリです。

子どもたちとダンナさまの寝顔をみて、幸せだなぁーっと感じた後、
さて。今日も元気に残りのお仕事がんばります(*´∇`*)


著者:ひらかわたまみさん
グラフィックデザイナー

佐賀市内の某デザイン事務所に勤務後、思いつきでフリーランスになり現在に至る。
2人のムスメとダンナさまに囲まれてたぶん(ほんとかなぁ?)幸せなSOHO生活を送っています。
http://tama3.sagafan.jp/