SORA-IRO(そらいろ) 福岡市近郊/久留米・筑後地域 子育てを楽しむ親子のコミュニケーション応援フリーマガジン

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コラム・アイズアイズ

充実した時間を過ごす時

そらいろ世代の子をもつお母さんは日々大忙しです。食事の用意にお片付け、山のように出る洗濯物。家中掃除機をかけ、やっとスッキリしたかと思ったらおもちゃ箱をひっくり返したりテーブルに落書きしたり…。みんな好き勝手に散らかします。ついつい頭ごなしにこわい顔をして「だめーっ」と叱ってしまうこともあるかと思います。

でも一日のしめくくり、夜寝る前のひと時だけは、とびっきり優しいお母さんに変身しませんか。お布団の上で絵本をかこみ親子で楽しみましょう。絵本の読みきかせをすることで、子どもたちは元気いっぱい遊びまわっていたお昼モードから静寂の夜モードに切りかわり、ぐっと落ち着きを取り戻します。絵本は書棚の中から子どもたちに自由に選ばせ、お子さんがまだ字の読めない時期であるなら、なおさら読みきかせは効果的。字を追わないので絵本の絵だけに集中することができるからです。

絵本を介して親子のふれあいを習慣付けることで、耳から感じ取るお母さんのやわらかな言葉と、目から取り込む絵とを融合させ想像を膨らませることができるようになる、つまり想像性ゆたかな思いやりのある子どもに育ってくれると思います。また、いろんな絵本を与えたくなりがちですが、同じ絵本であっても子どもの要求にまかせ、繰り返し繰り返し読んであげて良いと思います。お母さん以外の人にもぜひ読んでもらいたいです。子どもたちが喜びます。

各地域で行われているお話会などに参加してみるのも楽しいです。当図書館の場合、お話会は毎週水曜日。時間は約30分。親と子でゆったりとした時間を図書館で過ごしていただけたらいいなあ、絵本のすばらしさをもっと知っていただけたらいいなあと思い、図書館でお話会を始めてから、今年度16年目を迎えました。今ではとても多くの親子さんたちが参加してくださって、本当にうれしく思っています。

※このコラムは「SORA-IRO」2007年5・6月号に掲載されました。


著者:古賀 直美さん

鳥栖市立図書館スタッフ

児童室担当。最近のお気に入りの絵本は、荒井良二作『スースーとネルネル』