SORA-IRO(そらいろ) 福岡市近郊/久留米・筑後地域 子育てを楽しむ親子のコミュニケーション応援フリーマガジン

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アイズ・アイズ

子どもたちにイマジネーションのきっかけを

私は様々なレクリエーション活動を通して、子どもたちとふれあう機会を多く持ちますが、ことあるごとに、その発想力・創造性に驚き、感心させられています。

会話中の質問や、無邪気に放つストレートな言葉のあまりの素朴さに笑ってしまうことも。ある夏の日、子どもに短冊を書いてもらったら、「夏の読書は集中できぬ!」と大きく書いていた子がいました。よほど夏の暑さに参っていたのか、突拍子もないこの様なコメントを目にすると、その場の大人たちは大ウケです。

子どもたちの遊びの中には、大人が全く理解できないルールで楽しんでいる事があります。「どこが楽しいんだろう?」と思いますが、子どもたちは子どもたちなりに仲間うちで秩序を創り上げています。彼らは道具など用意しなくても、自然の中に何らかの遊びを上手に見つけているようです。子どもは遊びの天才。きっかけを与えればすぐに自然と仲良くなると思います。(勿論個性があり、野遊びが苦手な子もいますから、一概には言えませんが)

昨今は何かと「危ないからダメ」「汚れるからダメ」と、大人がきっかけを与えていないこともあるようですが、私は「体験しなければ、なにもできない」と思います。最近刃物による痛ましい事件が増えているのは、使い方が分かっていない・痛みを知らないための凶行に思えます。体験から時には痛みを知り、扱い方が分かり、ルールを知る事で危険予知の力も生まれるのです。もっとあそばせる機会を提供すべきではないでしょうか。

しかし中には、大人があそび方を知らないため、子どもにも伝えられないという現象が起きているようです。「あそびを知らない大人」なら、子どもと一緒にあそべばいい。そうする事で子どもから多くの事を学んで頂ければと思います。

 


著者: 龍 孝志さん

NPO法人福岡市レクリエーション協会事務局員

野外活動・キャンプ・ニュースポーツなど、レクリエーションの様々な事業を企画運営しながら、各地域で子どもから高齢者に対してレクリエーション(遊び)の支援をし、専門学校などでレク指導者の養成を行う。